私たちのからだは、落ち込んだり緊張すると力が入って硬直します。
幸せで安心した気分を作りだすには、まずからだのリラックスが重要なのです。
また思考や感情の在り処といわれる心は、いいかえれば脳といえます。
その脳は、十分な酸素を取り入れると安定し活性化します。

呼吸法は、このリラックスしたからだと前向きな気持ちを作るのに最適な方法として知られています。
ここでは色の相乗効果を狙った「色の呼吸法」をお伝えしましょう。






呼吸法の準備

1.背を伸ばし深く椅子に座り背もたれに寄りかかるか、ベッドなどに横になります。

2.鼻から3秒、力を入れずに普通に吸って、鼻から6秒、静かに吐いていきます。
力んではいけません。お腹から吸って吐くという腹式呼吸を意識しましょう。
吸うときにお腹が膨らみ、吐くときは引っ込む状態となります。

 

色の呼吸法の準備

花の色のようなやさしく柔らかいピンクを思い描いてください。
透きとおったピンク色の空気に、自分が包まれているようなイメージをします。
呼吸法と同様に、3秒で吸い、6秒で吐く方法を行います。








イメージしたピンクの空気を静かに吸い込みます。



このピンクの空気が、ゆっくりからだ全体に広がり、隅々にまで満ちていく様子をイメージします。



息を静かに吐きます。からだの中の悪いものが吐いた空気と一緒に出ていき、代わりにやわらかなピンクが残っています。



浄化された内側の感覚をイメージしてください。




(これを繰り返す)





終了